ごあいさつ

ご挨拶

アイマーケは、ものづくりB2B(Business to Business)ビジネスの技術マーケティング会社として2004年に京都で創業し、企業、自治体、経済団体など関係者の皆さまに支えられ、おかげさまで創業18年目を迎えることができました。

Withコロナ社会に直面し、命の大切さを痛感し、企業の全ての活動は人を中心として社会に役立つものを創造する活動こそが求められます。これを実現するために、アイマーケは、企業、顧客、ユーザ、そしてとりまくすべての人が幸せな機会が持てることに貢献できるようにと、強い想いを持ち、生活者のいきいきを育む技術マーケティングを標榜しています。/

「技術マーケティング」を人々の幸せに活かすには、技術者が主体となり人々が暮らす地域と技術が物理的、心理的につながることが重要であると考えています。技術と人と社会をつなげる「場」「しくみ」「道具」づくりに挑戦してまいります。

ミッション

「人の幸せに貢献しつづける」

石川 憲昭 (代表取締役)

1984年岡山大学卒業後、オムロン(株)入社 産業財の事業企画、製品企画に従事。
2002年同社退社後、大学院にて製品開発を研究(MBA取得)。
2004年 アイマーケを創業、製品開発、マーケティングのコンサルティングや研修を行い、これまで関わった企業は1000社を超える。現在は、人中心の技術マーケティングの方法論を探求している。

主な公的業務歴等

大学関連

大阪成蹊大学「商品開発」「製品開発論」「デザイン経営」 非常勤講師 2015~2020
京都大学 大学院 「事業デザイン論」ゲスト講師    2013~2014
中小企業大学校 「商品開発」「マーケティング」 講師 2011~2015
立命館大学大学院 「中小企業論」 ゲストスピーカ  2005~2009

産業・行政関連

(独)中小企業基盤整備機構 チーフアドバイザー 中小機構 2005~2020
ひろしま産業振興機構 中小企業イノベーション促進支援事業 チームディレクター 
関西新エネルギービジネス創出ネットワーク事業 事業アドバイザー 2011
経済産業省 産業クラスター クラスターマネージャー 2006~2010

著書等

画像なし「技術マーケティングによる研究開発テーマの発掘‐ウェルビーイング社会に向けての試み‐」
技術情報協会『出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方』2023年10月

技術マーケティングでは、顧客が製品を使用し、顧客ニーズが満たされて製品開発の出口に到達したと言える。本稿は、技術マーケティングの全体像を示し、技術マーケティングによる研究開発テーマの発掘方法を解説する。そして、来るべきウェルビーイング社会を見据えて研究開発テーマの発掘について考察する。それにより、付加価値づくりの源泉であり、収益の向上、競争力の動力源である研究開発の質の向上を目指すものである。
「商品開発・管理の新展開」商品開発・管理学会 編 中央経済社 2022年3月 
第4章「基礎技術・シーズから出発するBtoB商品開発・管理」

BtoB商品開発は市場開発と技術開発の高度な統合により進められる。
市場開発では、商品属性をふまえた用途による市場の細分化を行うことが、また、技術開発では、基礎技術を実用化につなげるため産学官連携など外部との連携が重要であり、商品の競争力を強化するにはサービスを組込み付加価値を高めることが必要である。
市場・顧客、そして、外部組織である産・学・官など社外に常に目を向け、良好な関係を築き、協調を深めていくことが、多くの企業にとり不可欠ある。そして先が読みづらく不確実な現代においては、スピードと柔軟性を持った開発マネジメントが求められる。

「テレワーク環境下での技術マーケィングの進め方とその留意点」
技術情報協会『With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用』2022年2月
With コロナ時代でも,技術マーケティングは,顧客を設定し,技術を用いて顧客価値を創造することが中心課題である点は変わりない。顧客価値の創造プロセスではコミュニケーションが不可欠である。リモートでのコミュニケーションの機会が増えていく中で自らの発信力と相手からの受信力が従来以上に求められる。
全ての活動は人を中心として社会に役立つものを創造する活動こそ必要である。
技術者一人一人が,人々の幸せに貢献し社会を良くする,という強い想いを持ち,チームで知恵と汗を出し合い,顧客とともに価値を創造し高めていくことが求められている。
「研究開発部門が押させておくべき技術マーケティングの新潮流」
技術情報協会 「月刊 研究開発リーダー」2019年10月号

 時代とともに自社の技術マーケティングも変化し拡張していかなければなりません。技術マーケティングの新潮流である1)アイディア発想へのデザイン思考の活用、2)製造業のサービス化とソリューションニーズへの積極対応、3)市場に向き合い、変化に対応できる研究開発組織の構築、を紹介しています。また、技術者が集団となり、知恵と汗を出し合うこと、現場に出向き、ユーザーとのコミュニケーションを通じて共に価値を創造し高めていく重要さを提示しています。

「中小企業の新市場展開を目指した新商品開発」
商品開発・管理学会第30回全国大会(2018.8.31)講演/論文集 優秀発表賞受賞自社ブランドの商品開発により新市場展開を目指すものづくり企業が増えている。
不確実性の高い、新市場展開を目指す商品開発では、S. サ ラスバシが提唱する「エフェクチュエーション(Effectuation)」とSTPマーケティングを合成し商品開発に組込むことで、柔軟、スピード、オープンな商品開発を促進し効果を発揮することを提示しています。
開発マーケティング50のステップ「速解!”売れる商品を創る”開発マーケティング50のステップ」 日刊工業新聞社

  今、モノづくりの世界は、製品ライフサイクルの短縮化、コスト削減などで、売れる新商品が創りづらくなっています。

本書は、開発とマーケティングという別々の機能を融合させ、ヒット商品を開発する方法を具体的にかつ時系列に沿ってわかりやすく50のステップで解説しています。

自社ブランド商品の事業化支援産業財分野での「自社ブランド商品の事業化支援」
フュージョン アンド イノベーション 「テクノロジーマネージメント」ものづくり中小企業が初めて自社ブランド製品の開発をし製品化を果たし新分野を開拓するにあたり筆者が(独)中小企業基盤整備機構チーフアドバイザーとして支援した事例を紹介しています。
開発と一体となったマーケティング活動で顧客の求める価値を創出「開発と一体となったマーケティング活動で顧客の求める価値を創出」
(社)日本経営協会 「OMNI MANAGEMENT -商品企画と市場開発の最前線と経営課題特集-」質の高い商品企画から開発された商品は、顧客に価値を提供し企業にリターンをもたらします。これを実現するには、企業から顧客にアプローチし、接点を密にして顧客との対話を通じて商品を生み出さなくてはなりません。いわば企業と顧客の協創です。本論では、企業がどのように市場と向き合い顧客とかかわり商品企画を進めていくべきかを提示しています。
環境ビジネスを成功に導く!
「環境ビジネスを成功に導く!市場探索と感性価値と協力関係」 近代中小企業 -環境ビジネス特集- 今、環境ビジネスは成長産業として注目され、大企業から中小企業まで新たなビジネスチャンスの発見に取り組んでいます。

しかし、環境ビジネス特有の構造を理解せず、やみくもに事業開発を進めても成功には至りません。では、どうすれば環境ビジネスを成功に導けるのでしょうか?
まずは、自社の「市場・技術・商品」の足元を今一度見直して、事業をふくらませていくことからスタートしてみましょう。

商品開発・管理学会第16回全国大会講演/論文集「NPOを活用した企業連携による新エネルギー環境製品の製品開発」
商品開発・管理学会第16回全国大会講演/論文集筆者がメンバーであるNPO法人近畿エネルギー・環境高度化推進ネットワーク(NPO-EEネット)のこれまでの活動内容事例から、NPOが新エネルギーや環境商品の商品開発に対して貢献していくための要因を商品分野、開発プロセス、開発組織構成体等の観点で考察しています。
画像なし
「中小企業の生産財製品開発におけるコンセプト創造の理論化の試み」
経営学修士学位論文中小企業が生産財製品開発に取り組む際に求められる視点を提示し、製品開発の基点であるコンセプト創造の理論化を試みました。
先例研究や理論をベースとし、事例分析と筆者の生産財の製品企画の経験をもと中小企業の生産財製品開発の成功の鍵は「ふくらまし志向」にあることを提示しています。
画像なし「創造的経営者育成のための調査報告書」(共著)
経済産業省 産業競争力強化人材育成事業  委託先 (社)関西ニュービジネス協議会

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