商品開発・管理学会第30回全国大会が8月31日(金)京都大学で開催されます。
商品開発・管理学会(Association of Product Development and Management)は、
2001年に設立された商品開発・管理研究を専門とした学術組織で、日本学術会議協力学術団体の一つです。
第30回大会は「ロボット、ものづくりネットワーク」がテーマです。
今回、当社代表石川憲昭の「ものづくり中小企業の新市場展開を目指した新商品開発」をテーマに発表します。
商品開発管理学会 HP
今回の発表では
近年、自社ブランドの商品開発により新市場展開を目指す企業が増えていくなかで、企業が自社の得意とする技術を出発点として、自社商品の開発により新市場開拓を進める事例を紹介するとともに、事業化には、S. サ ラスバシが提唱する「エフェクチュエーション(Effectuation)」理論が適合することを新商品開発実践プロセスを照らし合わせて考察を加えます。
すなわち、エフェクチュエーションの 5つの行動原則
1) 手持ちの鳥の原則
2) 許容可能な損失の原則
3)クレイジーキルトの原則
4)レモネードの原則
5)飛行中のパイロットの原則
は、ものづくり企業の商品開発と親和性が高いこと
エフェクチュエーションとSTPマーケティングを最適化し商品開発に組込むことで、
新市場展開を目指す不確実性の高い商品開発に有効に働くことを提言しています。